今回は文書作成用のツールであるLaTexについて、その使い方と特徴をまとめていきます!
環境構築が面倒だと言われるLaTexですが、最近ではブラウザで簡単にLaTexを利用できるオンラインツールも充実しており、誰でもすぐに始めることができます!
興味はあるけど中々試せていない……という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
LaTexとは
LaTexとは文書を作成するためのツールの一つです。
文書作成ツールというと他にWordなどが挙げられますが、LaTexは他の文書作成ツールに比べて数式の表示に優れています。
WordとLaTexとの大きな違いの一つは、コードの有無です。
Wordは実際の紙面を編集していきますが、LaTexではテキストベースのコードを利用して文書を編集していきます。
こうやって聞くと、何だかLaTexはややこしいそう……と思う方もいるかもしれません。
しかし最近ではLaTexのテンプレートやオンラインツールなどが充実しており、これらのコードを一から覚えずとも文書を作成することが可能です!
またLaTexを用いれば、Wordに比べて画像や数式を挿入してもファイルが必要以上に重くならず、ハイパーリンクや注釈も簡単に入れることができます。
論文やレポートなど数式や画像挿入を多用する場合は、ぜひ一度LaTexを試してみてください!
LaTexを始めるには
LaTexを始めるにはまず、LaTexを利用するための環境を構築する必要があります。
ローカルで利用したい場合は、LaTex、エディターのインストールと連携などが必要となるのですが……
今回はとりあえずLaTexを試してみたい!という方向けに、環境構築不要でLaTexが使えるオンラインツールについて、その利用方法を紹介していきます。
Overleaf
OverleafはLaTexをを利用できるオンラインツールです。
アカウントを作成すれば誰でも利用することができ、無料版でも文書作成に十分な機能が揃っています。
アカウント作成に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけ。
(Googleアカウントで利用することもできます。)
無料版でも一つのアカウントで無制限にプロジェクトを作ることができます!
有料版にアップグレードするとGithubやZetoroなど他サービスとの連携が可能になり、パレットを利用してより簡単に数式が入力できるようになります。
また無料版と比べてより多くの人に作ったコードや文書を共有して編集できるます。
Overleaf使い方
Overleafの使う際の流れは以下の通りです。
①新規プロジェクトの作成
②テンプレートの選択
③コードを書き込んで、コンパイルさせる
コンパイルを行うと、書き込んだコードの実際のイメージが確認できます。
文書中に日本語を用いる場合は、左上にあるメニューからコンパイル方法をLaTexに変更しましょう。
テンプレートを用いると、文を書き込むだけで簡単に文書を作成できますよ!
終わりに
今回は、文書作成用ツールであるLaTexの使い方と特徴をまとめていきました!
LaTexは一見ややこしそうにも思えますが、上述のオンラインツールなどを利用すると誰でも簡単に使い始めることができます!
ぜひ皆さんも活用してみてくださいね!
それではまた次の記事で!